【サタスペセッション感想】チームカルマ円盗用の自作シナリオ「現ナマ大作戦」で遊んだよ~

彦山です。

先日遊んだサタスペのセッションが面白かったのでつらつらと覚え書き的に感想を書いていきますよ。

2017年7月1日。チームカルマ円盗で遊ぼう!というテーマのもと自作したオリジナルシナリオ「現ナマ大作戦」を作って出しで、6人のPLの方々を迎えて回させていただきました!

シナリオ概要は下記の通り至ってシンプル。

大阪を騒がす新進気鋭の強盗グループを率いるボスによって集められたプレイヤーの亜侠たち。人死にを出さずにスマートに強盗をこなすプロフェッショナルの強盗専門チームである円盗チームを結成することとなる。
ボスの計画した複数の襲撃プランをこなし、大阪裏社会で名をあげろ!

ということで、黒服に身を包み、盗み名(=コードネーム)でお互いを呼び合うカッコいいチームで、ロケットサプリ掲載の襲撃ルールを思う存分楽しんでもらおうというシナリオになります。

の、はずだったのですが、そこはサタスペ。セッションはDDの思惑とはだいぶ違った方向へ転がっていったのでした。シナリオはいずれどこかで発表したいな……と思うので、ネタバレの無い範囲で、セッションで印象的だった点を書いていきましょうかね。あくまで覚え書きという感じで。

まずはチームメンバーの紹介

今回の亜侠たち、 チーム「夢見る星空シスターズ」の面々を紹介します!

  • 盗み名:聖子ちゃんケツァールラスプーチン、23歳男、通り名:マハラジャスーパースター、カルマ:リーダー・罪狩、外見:黒服にステッキ
  • 盗み名:巡音ルカ、野村・チップチューン、22歳女、通り名:ピンク伝説、カルマ:参謀・ペテン師、外見:黒服にリーゼント
  • 盗み名:ヒガシ、以蔵・カラシニコフ、17歳男、通り名:時計仕掛けのシャーク、カルマ:参謀・用心棒、外見:おじさん臭い黒服
  • 盗み名:にしきのあきら、コンスタンチン・ラスプーチン、35歳男、通り名:紅の狼、カルマ:マネージャー・キジルシ、外見:XLサイズの黒いTシャツ
  • 盗み名:モモクロちゃん、ライサ・カラシニコフ、37歳女、通り名:怪盗少女、カルマ:荒事屋・ダメ人間、外見:黒いブレザー
  • 盗み名:ももメルセデス・サワラティ、84歳女、通り名:ブラックパンサー、カルマ:道化師・銃侠、外見:ボディコンシャスな黒服

盗み名のコンセプトは実在アイドル名!

円盗チームの魅力のひとつに、統一したコンセプトで亜侠達に付けられる「盗み名」があります。
今回のセッションでは、チーム名から連想される盗み名コンセプトにしようということになったのですが、「夢見る星空シスターズ」というチーム名を見て誰かが「アイドルユニット」っぽいねと言ったのが運の尽き、いつの間にか盗み名コンセプトは既にご紹介した通り「実在アイドルの名前」になってしまったのでした。

開始早々JailHouse内で勃発した盟約同士の抗争に巻き込まれるリーダー!

リーダー聖子ちゃんは代償【仮借なき正義】を取ったことで環境値戦闘での情報収集をできるという裁定にしました。たぶん普通に解釈したらチームカルマ「戦隊」を習得しないとできないけど、楽しそうだから許可しちゃったのですが、これが結果的には悲劇を招いてしまいました。
最初の情報収集判定でハプニングとイベントが同時に発生。ハプニングで大幇とコンビナートの抗争に巻き込まれるなか、イベントではクスリ漬けの流氓をこぶしで『説得』して情報を得たところ、合計6点のダメージを受けていきなり重傷!
戦闘での情報収集って恐ろしいですね……!

銃しか愛せない異常性愛ババア!

チームの中で飛びぬけての最年長のももちはカルマ「銃侠」と恋愛「朴念仁」のロールプレイとして、銃しか愛せないフェティシズムな老婆を熱演!
ボディコンシャスな黒服に4丁の銃をくくりつけ、愛する銃を2丁ずつ使って両手攻撃をするまさに「道化師」なキャラクターでした。ロールプレイがめっちゃくどい濃厚で爆笑必至なプレイヤーさんなので、ももちが喋るたびに卓は大盛り上がりでしたよ!

異能【幼児誘拐】の有効活用!

金髪リーゼントに黒服姿の女亜侠というカッコよすぎる外見の巡音ルカ。彼女には誰にもいえない欲望があった。それは異能【幼児誘拐】を実行すること……!(やばいやつ)
たまたまシナリオ上の情報として設定していたNPCに生まれたての赤ん坊がいるということを聞きつけると、プレイヤーさんから【幼児誘拐】を使用したいと提案がありました。急遽そのNPCのデータをでっちあげ、そのNPCのアジトを調べるための情報項目を設定。NPCの自宅を割り出したルカは見事赤ん坊を誘拐したのでした。
しかも常識的に考えて、その誘拐はチームのミッションである襲撃にプラスに働くとしか思えなかったので、DDは襲撃ルールの危険度を減少させちゃいました。
完全にDDの想定外の行動だったんですが、めちゃくちゃ楽しかったです。

優秀な主婦友ネットワーク!

 37歳のロシアン主婦、モモクロちゃん。彼女は主婦友ネットワークを駆使して情報収集するというおたから「友達の輪」を使用するロールプレイ。このロールプレイをしつつ大阪市警の警視総監レベルしか知らない情報を獲得したものだから、きっと警視総監の妻もそのネットワークには入ってるんだね。主婦友ネットワークすごい!という結論に。
主婦たちの井戸端会議では時に、警察内部の捜査情報も話題になるようですよ。

トピック「アダルト」と麻薬アイテム「LSD」に嵌る17歳。

ヒガシは教養の高いマジメな青年というイメージのチーム最年少。ただし実は趣味に「アダルト」を持つ、むっつり気質(DD目線)。
SL3から5まで連続情報イベントコストなしの出目で、全てアダルトのタグでつないでいき、どんどんアダルト界隈の深い情報にはまり込んでいく様子が印象的でした。
臭い飯表に備えてLSDをキメたことで、アフタープレイで中毒になってしまう。順調にろくでもない亜侠への道を下り続けている感がグッドでした。

金髪美少年NPCの災難!

シナリオには円盗チームの一員として金髪美少年NPC(盗み名はマッチに決定)がいたのですが、彼の受難っぷりが爆笑ものでした。
マッチは何度も年上のももちに浪漫判定を仕掛けたのですがことごとく失敗、やっとこぎ着けたデートでは、遭遇表の結果いつの間にか奴隷船船底に迷い込んで危うく奴隷として売り飛ばされそうになったり(デート相手、ももちの遭遇表は奴隷のNPCが同居人になるというものだったので、どこかで入れ替わったんじゃないか疑惑も出てこれも非常に楽しかった)、最終的にはPCたちによってミナミのSMクラブ棗のプレイルームに手錠で括り付けられ放置されるという散々な末路を迎えたのでした。

にしきのあきら

にしきのあきら!!

何はともあれ、危なげなくベストエンドクリア

仕掛けられた罠をものともせず、見事襲撃計画を成功させ、ベストエンドを迎えたチーム「夢見る星空シスターズ」なのでした。

ちなみに円盗チームは環境値生活が3以下という制限があるので、乃木クリニックの重傷の治療が自腹でできずキツそうでしたね。

 

それにしてもサタスペはやっぱり最高に楽しいです。もっともっと遊びたいですね。
次は「キャンギャル」のシナリオを書きたいと思い、構想中です!

以上、ツタヤで借りてきたチャーリーズエンジェルを見ながら。